2014年04月17日

高橋院長ご来院!

J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

先月末の話になりますが、高橋ウイメンズクリニックの高橋院長とその息子さんが、クリニックの見学にいらっしゃいました。高橋先生は日本の不妊治療のオピニオンリーダーであり、先生のクリニックは千葉で最大の不妊治療施設です。息子さんは医学部の学生さんです。

不妊治療クリニックは胚培養士さんと培養室が必要なので、同じ培養士と培養室つながりでご興味を持っていただいたのではないかと思います。息子さんも将来の進路を考える上で、うちのような再生医療を臨床応用している施設を見てみたいとのことでしたので、私もかなり張り切ってご案内いたしました。

先生と息子さんには無塵服を着ていただいて、クリーンルームの心臓部である細胞調整室にお入りいただきました。無塵服を着用する際に、「何だかワクワクするなあ」と先生がおっしゃっておられたのが印象的でした。私もその気持ちはよくわかるのですが、ちょっと大げさにいうと、何枚もの扉を開けないと入れない異次元空間という感じです。同じ培養室という名称でも、不妊治療と肌再生治療とでは考え方や構造が異なるそうで、非常に興味深いということをしきりにおっしゃっておられました。

2014-03-30 19.04.33.jpg
            高橋院長と私

2014-03-30 19.05.06.jpg
            息子さんと私

確かに受精卵を移植する子宮内は皮膚表面から連続する体表面なのに対し、線維芽細胞を移植する真皮は文字通り体内です。そのあたりが先生のおっしゃる違いの理由の一つだと思います。

そういえば先日の家庭画報さんの取材の際に、T社長が「人間というのは、とどのつまりはチクワと同じ構造です!」とおっしゃられて、「そうなんですよ!」と意気投合したことを思い出しました。この意味、皆さんはお分かりになりますか?それ以来、チクワを見るたびにT社長を思い出します(笑)

高橋院長と息子さんとは、このあとお食事をご一緒させていただきましたが、気さくでおおらかな先生と、そして冷静で物静かな息子さんと、とても楽しい時間を共有させていただきました。更年期以降の女性の肌には何が良いのか、といったお話も聞かせていただき、私も大変勉強になりました。異なる診療科のエキスパートの先生とお話するのは本当に刺激になります。またお会いできる日を楽しみにしています。

J.YOSHIDA CLINIC
https://www.j-yoshida.jp
posted by J.YOSHIDA at 04:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

旧交を温めました!取材を受けました!

J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

1)木曜日
この日は金沢医科大学時代から大変お世話になっている、株式会社メディカルユーアンドエイ商品開発部のK部長と、久しぶりにお会いしての会食ミーティングでした。

7年前、私がUCLAに留学をしていた際、たまたま仕事で渡米しておられたKさんに、Los Angeles郊外(Torrance)の日本料理店に連れて行っていただいたのが、つい昨日のことのように思い出されます。お店の名前もさっき思い出しました。KAPPO SEAFOOD(割烹しーふーど)というレストランです。今もあるのかなぁ…?

interior.jpg


その頃はあちらの味にかなり飽きていた時期だったので、美味しい日本食と日本酒をご馳走になって、まさに「地獄で仏!」でした。

その恩に報いるべく、日本に戻った私がユーアンドエイの売上に(微力ながら)貢献させていただいたことは言うまでもありません。当時ユーアンドエイが「社運をかけて」販売を開始した新素材の手術材料があったのですが、UCLAで毎日のように使用経験があった私は、発売開始と同時に手術のたびにその新材料を注文していました。恐らく当初は私が日本で最も多く使用していたのではないかと思います。

今回は新商品に関連したミーティングでしたが、昔話にも花が咲いて本当に楽しい一夜でした。

sen.jpg


2)金曜日
この日はかねてよりお約束していた、家庭画報さんによる取材の日でした。家庭画報のS副編集長様、ライターのO様、カメラマンのS様、そして今回の取材をコーディネートしてくださった、株式会社ヘルシーパスのT社長の総勢4名の方が来院されました。

取材内容はここでは明かすことができませんが、4時間もの長きに渡って「大いに盛り上がった」取材となりました。いくつもの質問を受け、私も思いつくままにいろいろとしゃべり続けていたので、これじゃライターさんはさぞかし大変でしょうと伺ったところ、全く大丈夫とのこと。さすがプロ。大変失礼いたしました。

本当は取材風景をカメラに納めようと思っていたのですが、話に夢中で撮り忘れに気が付いたのが、取材が終わって関係者全員でまったりお茶を飲んでいるときでした。そこで皆さんにご協力をお願いして、取材している風の写真を撮らせていただきました。

interview.jpg


この後、池上氏ご推薦の鴨鍋店「とりなご」で、皆で鴨料理をつつきながら労をねぎらいました。ここは本当に美味しいです。

torinago.jpg
           今見ても美味しそう!

取材を終えての感想ですが、さすがは家庭画報さんの取材チームだなと思いました。質問内容も心配りも手際も笑顔も本当に素晴らしいです。掲載されるのは6月号(5月1日発売)7月号(6月1日発売)だそうです。もしよろしければ、お手に取って目を通していただけたらと思います。私も楽しみにしています!

追記)どうやら発売日を間違えて認識していたようです。慎んで訂正いたします。

J.YOSHIDA CLINIC
https://www.j-yoshida.jp/
posted by J.YOSHIDA at 04:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月28日

細胞培養室ってこんなところ 〜 最強のゴミ発生源とは!?

J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

前回の続きです。

花粉や微生物以外にも様々な粒子があります。そしてそれらをクリーンルーム内に思いっきりまき散らす可能性のある、超危険な「ゴミ発生源」が存在します。
それは…

人間です。

人間はゴミの巣窟です。
いや、ゴミの塊と言っても過言ではありません。

衣類から出る繊維クズ、肌の表面から絶え間なくはがれ落ちる角質、これらは人間が動くたびに大量に放出されます。まさにこんな感じです。

pigpen.jpg_480_480_0_64000_0_1_0.jpg
           Peanuts "Pig-Pen"

そんなわけで、クリーンルーム内で作業する人間は必ず、下のようなチリの出ない特殊な服(無塵服)を着用しなくてはいけません。チリを封じ込める目的とそれ自体がチリを出さない素材でできた、「発生させない」ための最重要アイテムです。

無塵服.JPG


また、培養室内の装置、特に回転系のもの(遠心分離器など)からも様々なチリやホコリが発生します。これらの機器はできるだけクリーンルーム内の排気エリア近くに設置して、チリやホコリが広がらないようにしています。これは「除去する」にあたります。

「ためない」というのは、室内の壁の材質を表面の平滑な素材を使用する、床と壁の境目は直角ではなくカーブをつける、清掃をしっかりする、といったことで対策します。

しかしながら、これらをもってしても、実は全ての粒子を完全に取り除くことは不可能なのです。

ですから、クリーンルームとは「微生物やチリ・ホコリがゼロに近い状態に維持されるよう、積極的な努力を払っている空間」と考えていただければ良いかと思います。

IMG_1290.JPG


当然、その機能を維持するためにはメンテナンスを定期的に行うことが必要不可欠で、それを怠れば名前だけのクリーンルームになってしまいます。

当クリニックでもゴールデンウィーク明けにクリーンルームのメンテナンスを行う予定にしています。その際は培養業務は休止しますので、一時的に治療はお受けできなくなります。

長くなってしまいましたが、このようなクリーンルームの中で、皆さんの細胞は培養されています。培養中の細胞を顕微鏡で見るとこんな感じです。採取した皮膚から勢い良く細胞が出始めているところです。

cell.jpg


そして、注入される直前にこのように集められます。チューブの底に溜まっている白い塊が数千万個の細胞の集まりです。

細胞.jpg


看護師のOさんが初めてこの白い細胞塊を目にした時に、「実際に細胞を見ると愛着が湧きますね。」と言ってくれて私も嬉しかった記憶があります。

私はこの治療法が本当に好きで、自信を持って仕事にあたっています。これだけの設備と配慮の中で大切に培養された大切な細胞達を、深い愛情と責任を持って皆さんの肌に送り届けていきたいと思っています。

ところで今気付きましたが、培養室の写真、結局少なかったですねぇ…^^;


✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻ ✻

ジェイヨシダクリニック
現在、治療に関する記述を充実させていますので、是非チェックしてください!
https://www.j-yoshida.jp/
posted by J.YOSHIDA at 00:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。