2014年03月31日

旧交を温めました!取材を受けました!

J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

1)木曜日
この日は金沢医科大学時代から大変お世話になっている、株式会社メディカルユーアンドエイ商品開発部のK部長と、久しぶりにお会いしての会食ミーティングでした。

7年前、私がUCLAに留学をしていた際、たまたま仕事で渡米しておられたKさんに、Los Angeles郊外(Torrance)の日本料理店に連れて行っていただいたのが、つい昨日のことのように思い出されます。お店の名前もさっき思い出しました。KAPPO SEAFOOD(割烹しーふーど)というレストランです。今もあるのかなぁ…?

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その頃はあちらの味にかなり飽きていた時期だったので、美味しい日本食と日本酒をご馳走になって、まさに「地獄で仏!」でした。

その恩に報いるべく、日本に戻った私がユーアンドエイの売上に(微力ながら)貢献させていただいたことは言うまでもありません。当時ユーアンドエイが「社運をかけて」販売を開始した新素材の手術材料があったのですが、UCLAで毎日のように使用経験があった私は、発売開始と同時に手術のたびにその新材料を注文していました。恐らく当初は私が日本で最も多く使用していたのではないかと思います。

今回は新商品に関連したミーティングでしたが、昔話にも花が咲いて本当に楽しい一夜でした。

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2)金曜日
この日はかねてよりお約束していた、家庭画報さんによる取材の日でした。家庭画報のS副編集長様、ライターのO様、カメラマンのS様、そして今回の取材をコーディネートしてくださった、株式会社ヘルシーパスのT社長の総勢4名の方が来院されました。

取材内容はここでは明かすことができませんが、4時間もの長きに渡って「大いに盛り上がった」取材となりました。いくつもの質問を受け、私も思いつくままにいろいろとしゃべり続けていたので、これじゃライターさんはさぞかし大変でしょうと伺ったところ、全く大丈夫とのこと。さすがプロ。大変失礼いたしました。

本当は取材風景をカメラに納めようと思っていたのですが、話に夢中で撮り忘れに気が付いたのが、取材が終わって関係者全員でまったりお茶を飲んでいるときでした。そこで皆さんにご協力をお願いして、取材している風の写真を撮らせていただきました。

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この後、池上氏ご推薦の鴨鍋店「とりなご」で、皆で鴨料理をつつきながら労をねぎらいました。ここは本当に美味しいです。

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           今見ても美味しそう!

取材を終えての感想ですが、さすがは家庭画報さんの取材チームだなと思いました。質問内容も心配りも手際も笑顔も本当に素晴らしいです。掲載されるのは6月号(5月1日発売)7月号(6月1日発売)だそうです。もしよろしければ、お手に取って目を通していただけたらと思います。私も楽しみにしています!

追記)どうやら発売日を間違えて認識していたようです。慎んで訂正いたします。

J.YOSHIDA CLINIC
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2014年03月28日

細胞培養室ってこんなところ 〜 最強のゴミ発生源とは!?

J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

前回の続きです。

花粉や微生物以外にも様々な粒子があります。そしてそれらをクリーンルーム内に思いっきりまき散らす可能性のある、超危険な「ゴミ発生源」が存在します。
それは…

人間です。

人間はゴミの巣窟です。
いや、ゴミの塊と言っても過言ではありません。

衣類から出る繊維クズ、肌の表面から絶え間なくはがれ落ちる角質、これらは人間が動くたびに大量に放出されます。まさにこんな感じです。

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           Peanuts "Pig-Pen"

そんなわけで、クリーンルーム内で作業する人間は必ず、下のようなチリの出ない特殊な服(無塵服)を着用しなくてはいけません。チリを封じ込める目的とそれ自体がチリを出さない素材でできた、「発生させない」ための最重要アイテムです。

無塵服.JPG


また、培養室内の装置、特に回転系のもの(遠心分離器など)からも様々なチリやホコリが発生します。これらの機器はできるだけクリーンルーム内の排気エリア近くに設置して、チリやホコリが広がらないようにしています。これは「除去する」にあたります。

「ためない」というのは、室内の壁の材質を表面の平滑な素材を使用する、床と壁の境目は直角ではなくカーブをつける、清掃をしっかりする、といったことで対策します。

しかしながら、これらをもってしても、実は全ての粒子を完全に取り除くことは不可能なのです。

ですから、クリーンルームとは「微生物やチリ・ホコリがゼロに近い状態に維持されるよう、積極的な努力を払っている空間」と考えていただければ良いかと思います。

IMG_1290.JPG


当然、その機能を維持するためにはメンテナンスを定期的に行うことが必要不可欠で、それを怠れば名前だけのクリーンルームになってしまいます。

当クリニックでもゴールデンウィーク明けにクリーンルームのメンテナンスを行う予定にしています。その際は培養業務は休止しますので、一時的に治療はお受けできなくなります。

長くなってしまいましたが、このようなクリーンルームの中で、皆さんの細胞は培養されています。培養中の細胞を顕微鏡で見るとこんな感じです。採取した皮膚から勢い良く細胞が出始めているところです。

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そして、注入される直前にこのように集められます。チューブの底に溜まっている白い塊が数千万個の細胞の集まりです。

細胞.jpg


看護師のOさんが初めてこの白い細胞塊を目にした時に、「実際に細胞を見ると愛着が湧きますね。」と言ってくれて私も嬉しかった記憶があります。

私はこの治療法が本当に好きで、自信を持って仕事にあたっています。これだけの設備と配慮の中で大切に培養された大切な細胞達を、深い愛情と責任を持って皆さんの肌に送り届けていきたいと思っています。

ところで今気付きましたが、培養室の写真、結局少なかったですねぇ…^^;


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ジェイヨシダクリニック
現在、治療に関する記述を充実させていますので、是非チェックしてください!
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2014年03月27日

細胞培養室ってこんなところ 〜 持ち込み禁止!!

J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

最近、ウェブサイト用にクリニック内の写真をたくさん撮ったのですが、使用したのはごく一部。
せっかくなのでこちらで大公開(?)します!

非常に完成度の高い施設だと自負している、当クリニックの細胞培養室(クリーンルーム)のお話です。

クリーンルームには4原則というものがあります。
1.持ち込まない
2.発生させない
3.ためない
4.除去する

あ、主語は「粒子」です。
つまり、チリやホコリや微生物のことですね。

花粉10〜100μm、細菌0.5〜10μm、タバコの煙0.01〜1μm、ウイルス0.01〜0.1μmというのが代表的な粒子です。ちなみに1μm(マイクロメートル)は1000分の1mmです。

粒子サイズ.jpg


さて、これらをクリーンルーム内に「持ち込まない」ようにするには、どうするか。

まず、室内に送り込む空気はHEPAフィルターを通すことでキレイにします。
0.3μm以上の粒子を99.97%以上取り除きます。

それだとウイルスが通過するじゃない!と言う細かい方、通常、ウイルスは1〜10μmほどの他の粒子に付着して浮遊しているので、そのサイズを捕集できれば良いのデス。

このHEPAフィルターを何度も通すことで、普通の室内だと1億〜10億個(※)ほどもある粒子が、最終的に3520個以下にまで減ります。そのキレイな空間で細胞を培養します。(※1㎥の空間に漂っている0.5μm以上の粒子の数)

これがどのくらい「何も無い空間」なのかという話ですが、どこかで見た例えをパクると、「太平洋の中に魚が3520匹以下」ということだそうです。

…ちょっと微妙に分かり辛いですね(笑)

Pacific Ocean.jpg
               ブリサイズの魚が3500匹 in 太平洋

もう一つ、「持ち込まない」ために大切なのが、クリーンルームの気圧を陽圧に保つということです。常に空気を送り込んで室内の気圧を高くしておけば、ドアを開けた時に部屋の内から外に空気が流出するので、外の汚れた空気は入り込めません。

ちゃんと圧力差が出ているかどうか、このように各部屋の気圧をモニターしています。

室圧計.JPG


ただし、イケイケドンドンで空気を送り込んでいると、室内の圧力が高くなり過ぎて出入口ドアの開閉が困難になるため(強風の時にドアが開かない、閉められないのと同じです)、下のようなガス抜き装置で室内の気圧を一定に調節しています。

ダンパー.JPG


今回はここまでです。
次回は「最強のゴミ発生源」、衝撃の事実から!(笑)


最後に、先日告知いたしました「J.YOSHIDA CLINIC アフタヌーン・ティーパーティー」の宣伝です。
お席にまだ余裕があります。
ご興味のある方はお早めにお知らせください。
お待ちしております!

ジェイヨシダクリニック
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posted by J.YOSHIDA at 04:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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